CSV出力・レポートで活用する学習データ分析方法|manabi+ school編
eラーニングシステムを導入すると、受講履歴やテスト結果、学習時間など多くの学習データが自動的に蓄積されます。しかし実際には、それらのデータを十分に活用できず「受講管理だけ」に留まっている企業も少なくありません。
本記事では、eラーニングシステム「manabi+ school」のCSV出力・レポート機能を活用し、学習データを教育改善や人材育成に活かす方法を解説します。進捗管理や理解度分析、部署別の学習状況比較など具体的な分析手法を紹介し、eラーニングシステムを単なる学習管理ツールから、企業の教育戦略を支えるデータ活用基盤へと発展させるポイントを説明します。

この記事でわかること
- eラーニングシステムのCSV出力とレポート機能を活用した学習データ分析と教育改善の方法を解説。
- eラーニングシステムで取得できる学習データをCSV出力し、受講率や理解度を分析する方法を紹介。
- CSV出力とレポート機能を使った学習データ分析で、eラーニングシステムの研修効果を高める方法。
1.なぜ学習データ分析が重要なのか
eラーニングシステムを導入すると、以下のような多くの学習データが自動的に蓄積されます。
- 受講履歴
- 視聴ログ
- テスト結果
- 修了状況
- 学習時間
しかし、これらのデータを「受講記録の保存」にしか使っていない企業も少なくありません。
本来、eラーニングシステムの価値は学習データを活用した教育改善にあります。
学習データを分析することで、例えば次のようなことが分かります。
- どの部署で理解度が低いのか
- どの教材が難しすぎるのか
- どの受講者が途中離脱しやすいのか
こうしたデータ活用については 👉「eラーニング進化」 でも紹介されていますが、現在の研修は“データ分析型”へと進化しています。
2.manabi+ schoolのCSV出力・レポート機能とは

manabi+ schoolでは、管理画面から学習データをCSV形式で出力することができます。
主に出力できるデータは以下の通りです。
- 受講履歴
- 視聴ログ
- テスト結果
- 修了状況
- 受講者情報
CSV形式で出力できるため、
- Excel分析
- BIツール連携
- 社内報告資料作成
- API連携による他システムへの連動
など様々な用途で活用できます。
学習履歴の管理については 👉「視聴ログ管理」 でも詳しく解説されています。
学習データ分析① 受講率分析
まず基本となるのが受講率分析です。
例えば、
- 研修対象人数
- 実際の受講人数
- 修了人数
を比較することで、研修の実施状況を把握できます。
さらに部署別に分析すると、
- 特定部署の受講率が低い
- 特定職種で修了率が低い
といった課題が見えてきます。
このようなデータ分析は、企業研修のDXにもつながります。
詳しくは 👉「企業研修DX動向」 を参考にしてください。
学習データ分析② 理解度分析
次に重要なのが理解度分析です。
テスト結果をCSV出力することで、
- 平均点
- 問題別正答率
- 講座別理解度
などを分析できます。
例えば、
- 正答率が低い問題
- 多くの受講者が間違える単元
を特定すれば、教材改善につながります。
理解度測定にはLMSのテスト機能が重要です。
詳しくは 👉「LMSテスト活用」 もご覧ください。
学習データ分析③ 離脱ポイント分析
eラーニングでは「途中離脱」が大きな課題です。
視聴ログを分析すると、
- どの講義で離脱が多いか
- どの時間帯で学習が止まるか
が分かります。
例えば、
- 動画が長すぎる
- 内容が難しい
といった原因を発見できます。
学習データ分析④ 学習時間分析
CSV出力データを活用すれば、学習時間の分析も可能です。
例えば、
- 受講平均時間
- 受講完了までの日数
- 学習ペース
などを把握できます。
これにより、
- 学習負荷が高すぎる講座
- 短すぎる教材
などの問題が分かります。
特に新人研修のテスト設計については👉「新人研修の設計完全ガイド」も参考になります。
学習データ分析⑤ 人材育成への活用
学習データは、人材育成にも活用できます。
例えば、
- 成績上位者の特定
- スキルギャップ分析
- 研修効果測定
などです。
これにより、研修は単なる教育施策ではなく、人材戦略の一部として機能します。
eラーニング導入の目的については 👉「eラーニング導入ポイント」 も参考になります。
なお社内研修のLMSの選定方法については👉「社員研修の受講管理に強いLMSの選び方」も参考になります。
3.レポート作成のポイント
CSVデータを活用する際は、次のような指標を設定すると効果的です。
- 基本KPI
- 受講率
- 修了率
- 平均点
- 平均学習時間
- 改善KPI
- 離脱率
- 再受講率
- 正答率改善
これらを定期的に確認することで、教育の質を継続的に改善できます。
4.BIツール連携による高度分析
CSVデータはBIツールと連携することで、さらに高度な分析が可能になります。
例えば、
- Power BI
- Tableau
- Looker Studio
などです。
これにより、
- ダッシュボード可視化
- リアルタイム分析
- 経営層レポート
が実現できます。
まとめ
eラーニングシステムは、単なる教材配信ツールではありません。
CSV出力やレポート機能を活用することで、
- 受講率分析
- 理解度分析
- 離脱分析
- 人材育成分析
など、多くのデータ活用が可能になります。
manabi+ schoolでは、学習データのCSV出力やレポート機能を通じて、教育の改善と人材育成を支援しています。
eラーニングを「配信」だけで終わらせず、データ活用による教育改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。
当社のmanabi+ school は、LMS(問題登録、動画配信、課金システム、顔認証、空間認知AI等)やフロントサイトを持ったサービスです。
eラーニングを始めたい場合は、是非当社にご相談ください。